【Java初心者必見】Javaプログラミングの構成(クラス/メソッド)

この記事では、プログラムを書く際に必要となってくるメソッドやクラスについて
簡単に説明していきますので、実際のコードとはこういった流れで作るもの
だというイメージがつけば幸いです。

Javaプログラムを構成する要素

例文とともにJavaプログラミングの基本的な構造を紹介していきます。
ここでは、複雑なコードというより実際の書き方のイメージを
持てるような簡単な内容を書いていきます!

Javaのソースコードは、HTMLなどのようにただ
上から下に命令文をつらつらと書いていくわけではありません

かたまりごとに波括弧で囲みます。この波括弧で囲まれたかたまりをブロックと呼びます。
下記のソースコードの外側のブロックをクラス、内側のブロックをメソッドと呼びます。

public class Main{     ⇦クラス名
    public static void main(String[] args){    ⇦メソッド名
      		System.out.println("こんにちは");
		System.out.println("hello");
		System.out.println("how are you?");
		System.out.println("i'm fine. thank you");
    }
}

Javaでソースコードを書く際には、クラスの中にメソッドを収納していくことになります。

例として、土地がJavaを記述する[ファイル]、
1件の家が[クラス]、その中にある部屋が[メソッド]、
部屋ごとの家具や家電が[命令文]といったように家に例えてイメージすると
わかりやすいかもしれません。

Javaプログラミングのイメージ

クラスを作成

JavaのプログラミングはまずJavaのコードを書いていく
ソースファイルというファイルを作成します。

ソースファイルを作ったら、まず最初にクラスを書きます。

クラスは、Javaのプログラムを書く内で一番外側にあるブロックです。
基本的には1つのソースファイル内に1つのクラスとなり、
クラスの中にはメソッドが入っています。

クラスを忘れてしまうとその中に書くはずのメソッドや命令文が
動かなくなってしまうのでまず最初にクラスを書き始めると覚えておきましょう!

他の記事で、クラスについて詳細に説明していますのでそちらをご覧いただければ嬉しいです!
【Java初心者】複数のクラス/ソースファイルを利用する方法とメリット

クラス名

1行目の赤文字「Main」はクラス名を表しており、
大文字のアルファベットで始まるキャメルケースという形式で
命名されることが一般的となっております。


キャメルケースとは、「ThisIsAPen」のように単語の始まりを
大文字にした様子がラクダ(camel)に似ていることが由来とされているらしいです!

また、保存する際のファイル名は「クラス名.java」にする
というルールもありますので、ファイルを作る時からクラス名になる
ということを意識しておきましょう!

メソッドを作成

メソッドは、クラスの中に記述する
命令文などのいくつかの処理をひとまとまりにした集合体です。

クラスを書いたら、その次はクラス作成時に囲った括弧の中にメソッドを書いていきましょう!

Javaでは、命令文や条件式などの処理はメソッドの中に記述していきます。
メソッドは、クラスをさらに細かく機能ごとに分けた集合である
と考えるとイメージがしやすいかもしれませんね!

メソッドは機能ごとに分けることで、プログラムを書くのが楽になったり、
使い方やできることの幅が圧倒的に広がります。

以下のように、「出力するクラス」の中に「文字列を出力」「数字を出力」などと
クラスの中でもさらに細かく分けたのがメソッドのイメージです!

出力するクラス{   
    文字列を出力するメソッド{    
      		文字を出力する命令文
    }
    数字を出力するメソッド{    
      		数字を出力する命令文
    }
}

メソッドについて、以下の記事で詳しく書いているのでそちらもぜひご覧ください!
【Java初心者】メソッドの使い方と利点

メソッド名

メソッド名はそのメソッドの中でどんな機能を実現しているかを
以下のように端的に表した名前をつけるのがベストです。
後からそのメソッドを探す際にも便利です。

メソッド名をつける際に注意するのは、最初の1文字目は小文字から始まり、
複数の単語を組み合わせる場合は2つ目以降の単語の1文字目は大文字にするというところですね!

本を検索する機能を持ったメソッド  ⇨ searchBooks
音楽を再生する機能を持ったメソッド ⇨ playingMusic

まとめ

Javaプログラミングの中身は大まかに、
クラス、メソッド、命令文や条件分で構成されていることがおわかりいただけたでしょうか?

  • ソースコードを書くファイルを作成
  • クラスを作成
  • メソッドを作成
  • 具体的な命令文の作成

プログラムを書き始めるときは、抽象的な内容である外側から書いていくということを
ぼんやりと頭に入れておいていただけるといいかなと思います!

以上、他にもJavaについて色々紹介していますのでそちらもぜひご覧になってください!