【Web初心者】URLの仕組みとドメイン
本記事では、URLの構成とそこに含まれるドメインついて書いていきます。
URLとは
主にWebサイトの場所を示すことに使用されており、アドレス、Webアドレスなどと呼ばれたりすることもある文字列がURLです。
URLは、Webサイトの他にもインターネット上に存在するファイルやデータの場所や取得方法を指定する場合にも使用されます。
URLは以下のような形を成しており、googlechromeなどのインターネットブラウザを利用して特定のWebページにアクセスした際には、画面上部などに表示されています。
https://example.com/index.html
URLの構成
URLを構成する要素を以下の例を参考に見ていきます。
https://example.com/index.html
URLはそれぞれの要素の文字列を「/」「:」などで区切って表示しています。各要素について順番に説明していきます。
スキーム名://ホスト名(ドメイン名):ポート番号/パス名(ファイル名)
スキーム名
スキーム名部分では、通信をする際の共通のルールや手順であるプロトコルを指定します。
プロトコルでは主に、http,https,ftpなどが指定されます。
ホスト名
ホスト名部分では通信先の相手、つまりWebページやファイルが置いてあるサーバーを指定します。
「~.jp」「~.com」などのドメインがよく見られますが、「192.168.0.1」のように数字で表されるIPアドレスを指定することでも接続することが可能です。
ポート番号
ポート番号部分では、接続先サーバーが使用しているポート番号を指定します。
httpであれば80、httpsであれば443といったように、メジャーな通信規格であればプロトコルによってポート番号がある程度決まっています。
また、http,httpsなどではポート番号がある程度決まっており、省略可能であることから、通常のURLでは省略されていてほとんど目にすることはありません。
パス名
パス名とは、わかりやすく言うとファイル名です。通信先のサーバー上に置かれているファイル名を指定します。
通信先のサーバに直接置いてあるindex.htmlを取得したい場合には、そのまま指定しますが、例えば以下に示すようにtestというディレクトリに置いてあるindex.htmlを取得したい場合には、test/index.htmlと指定することで情報を取得することができます。
https://example.com/test/index.html
ドメインとは
URLのホスト名部分に含まれるドメインとは、インターネット上に存在するサーバを特定、指定するための文字列です。
同じ役割を持つものとして、IPアドレスは「192.168.0.1」のように数字で表されており、私たちにはやや覚えにくいものであるため、URLではIPアドレスの別名としてドメインが使用されています。
また、ドメインはグローバルIPアドレスと同じように一意になっており、世界中にたった一つしか存在しません。
この記事は以上です。他にもWeb関連の記事やJavaに関する記事なども書いているので是非読んでいってください。
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